SOFTWARETECHNOLOGY
公開日:2026年7月2日
対象企業:Security Researchers
新型マルウェア「PamStealer」、巧妙な手口でmacOSユーザーを狙う
セキュリティ研究者らは、クリップボードアプリ「Maccy」を装ったRust製のmacOS向け情報窃取マルウェア「PamStealer」を発見した。盗んだパスワードを外部送信する前に、Appleの認証システムを悪用してローカルで検証する仕組みを持つ。
セキュリティ研究者らは、これまで確認されていなかったmacOS向けの認証情報窃取マルウェア「PamStealer」を特定した。このマルウェアは、クリップボード管理アプリ「Maccy」を装ったディスクイメージを通じて配布される。AppleScriptベースの第1段階が、Rustで書かれた第2段階のペイロードを展開する。
珍しいことに、PamStealerはmacOSのPluggable Authentication Modules(PAM)インターフェースを悪用し、被害者のパスワードを盗む前にローカルで検証を行う。これは、Macを標的とする情報窃取マルウェアの手口が高度化していることを示している。